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ボローニャ+北欧・3(2007)

<北欧編その2>

■5/2(水)Stockholm まずは、ツーリスト・インフォメーションに行って、ストックホルムカードを入手。 今回は、二日間有効のもの。 ついでに、ストックホルム私立図書館の場所も教えてもらう。 さて、今日は、ユールゴーデン島の日。 まずは、北方民族博物館へ。 ここの民族コーナーを見て、もうトキメキ度200%。来てよかったと心底思う。 建物自体も、全体の展示も素晴らしい。 民族コーナーでは、なんだかもういろんなインスピレーションが湧いてきて、 来年、全力を注ぐ予定の8plus8周年展の企画にも、何か生かせそうな気がする。 今後の作品づくりに影響が出るだろうな…。図録を入手。 そして、お昼を食べに、ローゼンダールガーデンへ。 バスの終点で降りて歩くのだけど、よくわからず、犬の散歩中のご婦人に道をきく。 ホントに素晴らしい場所よ!と言っていた。わくわく。 教えてもらったとおりの道を行くとバッチリたどり着けた。 というか、道自体も緑の中で、ローゼンダールガーデンももちろん緑の場所なので、 はっきりとした境界線はわからなかった。 あまりの気持ちよさに、「何なの、これは…この国は…!」と思わず独り言をつぶやく。 親子連れやお年寄りが多い気がする。 緑の中を歩いて、カフェへ向かう。 ここで、有機栽培で作った野菜や果物などを食べられる。 私はスープセットを注文。たぶん、きのこや野菜がいっぱい入ったスープ。 説明してもらったのに、忘れた…。 次に並んでいた女性が、スープはおいしいわよ!と言っていたけど、本当にしみじみおいしかった。パンも。 いろんな小鳥が、パンくずを目当てに、本当に目の前までやってくる。 カモたちもふつうに、その辺を歩いている。 コペンハーゲンもマルメもそうだったけど、野生の鳥が、町中の緑にふつうにいる。 親子だったりするし。 ローゼンダールガーデンの本(レシピブック)と、ここで作られているマーマレードを買う。






↑ローゼンダールガーデンのりんごの木。この下でごはんを食べたり。


気持ちよくて、今日はもうすでに満足。 でも、次なる目的地、ユニバッケンへ。 ユニバッケンは、リンドグレーンのテーマパーク。 やはり親子連ればかり。 そんな中、一人でゴンドラに乗り、アトラクションを楽しむ。 リンドグレーンは、ピッピとやかまし村とロッタちゃんぐらいしか、内容を知らないので、 もっとちゃんと読んでおけばよかった!と後悔。 子どもたちは、赤ちゃんから中学生ぐらいまで、みんなすごく楽しそう。 さすがリンドグレーンは愛されているな~。 リンドグレーン賞をとった荒井良二さんの絵や資料もあって、妙に感心。 今年は、リンドグレーン生誕100年なので、ボローニャでも特設ブースがあったし、 各地でいろいろと催しがあるようだ。 そして、スカンセンへ移動。 スカンセンは…広かった!広すぎるーー。 まだ、いわゆるシーズンではないので、閉まっている場所もけっこうあったけれど、 うろうろさまよいながら、昔の建物やスカンジナビアの動物を見て回る。 人もまばらで、ますます広い。 スカンセンでお土産を買いたかったので、歩き回ってぐったりしつつも、最後にショップでがんばる。 ダーラヘストはやっぱり欲しい。木の工芸ものとか、布ものとか。 北欧ショッピングは楽しい。日本でも手に入るけど…。 今日は、バスの47番で行ったり来たりした一日だった。








↑スカンセンにて。


■5/3(木)Stockholm 今日はアスプルンドの日。 まずは、昨日場所をきいたストックホルム市立図書館へ。 写真で見たことはあったけれど、ドーム型の書棚には心がときめく。 大英博物館にもありますね。 子供の本のコーナーには、借りたい、いや、買いたい本が山のようにあった。 ここでは、日本人女性二人組とすれ違う。 こういう時、なんとなーく気まずいは気のせい? それにしても、こんな図書館をフツーに利用できるストックホルム市民がうらやましい!








↑ストックホルム市立図書館。


続いて、アスプルンドその2、森の火葬場へ。 Skogskyurkogarden は駅名にもなっていて、電車からも広大な緑の墓地が見える。 ちなみに世界遺産。 入り口から入ると、遠くに大きな十字架が。 これも写真で見たことがあったけれど、実際に見ると、うわーと感動。 なだらかな緑の土地が連なって、その先は森になっていて、お墓が美しく並んでいる。 とにかく広いので、火葬場と教会を目当てにして、ぶらぶら散歩する。 火葬場はすぐにわかったけれど、教会はカンを頼りに探すと、すんなり見つかった。 残念ながら、開いていなかったけど(運がいいと、たまに開いているらしい)、その外観だけでもよかった。 教会までのアプローチが素晴らしい。ただ一直線の木立の間の道だけど。 ここのお墓は、緑の上に十字架や墓石がきれいにこぢんまりと並んでいる。 緑には、自生した小さな花がたくさん咲いていて、さらに墓石の後ろには、それぞれいろんな花が植えてある。 こんなお墓だったら入りたい。 本当に広いので、ガーデナーのような人がいて、いろんなところで手入れをしていた。 お墓のスタッフなのだろうけど、ガーデナーみたいだった。 それとも、本当にガーデナーなのだろうか?








↑森の火葬場。遠くに十字架。


次は、グスタフスベリ陶磁器博物館へ。 Slussenの駅からバスへ乗り換え、20分あまり。 海辺の小さな街は、グスタフスベリの街という感じで、その辺一帯に、 工場や博物館、アウトレットショップなどが固まっている。 イマイチ案内地図がわかりづらく、どこに何があるのか把握するのに時間がかかった。 博物館で、目当てのリンドベリの展覧会を見る。堪能。 しかし、お客さんがほとんどいない。 図録を購入し、いざ、アウトレット探しに。 でも結局、ここではめずらしく何も買わなかった。 Slussenへ戻り、徒歩で、ティオ・グルッペンへ。 このお店のテキスタイルを見たくて、いそいそと。 ここで、ティオ・グルッペンの活動をまとめた本を発見。分厚い、高い、でも買う。散財。 この時点で、けっこうくたくただったけれど、ストックホルムにいるのに、 いわゆる観光名所に行ってないので、そのままガラムスタンまで歩く。 さすがに観光客がいっぱい。 古い街並が残っているので、横道なんかが特にいい雰囲気。 いろいろ写真に収めつつ、そのまま歩いてホテルまで帰る。 余談だけれど、Slussenで並んで食べた、屋台のニシンのフライのサンドイッチが、超うまかった! 黒パンに、ニシンのフライと赤たまねぎや緑の野菜(名前がわからない…)がのっかていて、 甘酸っぱいソースがかかっている。また食べたい!


■5/4(金)Stockholm→Helsinki 入りきらなくなった荷物(ほとんど本)を小包で送るべく、朝から駅の郵便局へ。 しかし、見あたらない…なぜ?? いろんな人にきいても、要領を得ず。 重い荷物を持ってホテルへ戻り、フロントできくと、 近くで開いている郵便局をいろいろ調べてくれた。 スェーデンでは、コンビニなどで、郵便が出せるらしい。 でも、私の場合は荷物を梱包して日本まで送るので、やはり郵便局へ。 再び、重い荷物を持って、教えられた郵便局へ。 ここも二人ぐらい人にきいて、ようやくたどり着く。 12時にチェックアウトしなければならないので、時間が気になりつつ、ようやく荷物を出す。ふぅ~~やれやれ。

アーランダエキスプレスに乗って、アーランダ空港へ。 またSASで、いよいよ最終目的地ヘルシンキへ。 ストックホルム→ヘルシンキは、一時間弱で着く。近い。 ヘルシンキに降り立つと雨が降っていたけれど、空港から中央駅に着くころには止んでいた。 無事ホテルへ到着。 ここのホテルは、一応デザインホテルらしい。たしかにそんな感じ。 ここでもツインを割り当てられて、ラッキー。 ヘルシンキのスケジュールを練って今日は終了。 ちなみに、フィンランドは、他の北欧諸国よりも、一時間早い。時差あり。

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